伝聞・法曹こぼれ話




 高地土地所有者に依頼を受けた「普通の弁護士」と低地土地所有者に依頼 を受けたボス弁護士とボスに同行しているイソ弁護士が、当事者を交えた現 地での会話。

    普通の弁護士
       雨水・余水等排水を妨害しないでください。
       当方から、そちらへ排水されている雨水・余水等は当方土地のもののみならず、当方よりもっと高地土地の雨水・余水等も入っています。
       排水のための工事費用は全額、当方で負担しますから・・。
       70年も前から、この近辺では、高地から低地へ、土中に埋設された土管等 を経由して、排水されています。

    ボス弁護士
       低地土地所有者は、この土地を購入するとき、土地の下に雨水・余水等排水用土管が埋設されているということを聞いていない。聞いていないと言うことが重要だ。

    普通の弁護士
       それはわかります。
       でも、高地の雨水・余水等の排水については、低地は承諾してもらわなければ・・・。
       この近辺みんなそうですよ。地形をみれば、わかるでしょ。

    ボス弁護士
       承伏しかねる。
       何回も言うが・・・・こちらは、そんなこと聞いていないんだ。

    普通の弁護士
       (変なボス弁に向かって)先生、高地からの雨水・余水等の排水の権利については、民法に記載してあるでしょ。知っていたとかは、関係ないですよ・・。

    ボス弁護士
      判例はあるのか・・・。
       知らない。

    普通の弁護士
        先生、民法・相隣規定にあるじゃないですか・・

    ボス弁護士
        何条だ・・・。

    普通の弁護士
       先生、六法がここにあれば言いますが・・・・。そんなこと、弁護士なら、誰でも知っていますよ。
       先生が連れて来られた、この若いイソ弁の弁護士も知っていますよ(相手のいそ弁指さして)。

    イソ弁護士
         ・・・・・・・・・・・・・・・・

    普通の弁護士
       先生、弁護士が双方関与するということは、法律をも踏まえたうえで、お互いに譲り合って、話し合い解決しょうということではないんですか??

    ボス弁護士
        知らん。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    普通の弁護士が語るには、

       せめて、法律を前提にして、話ししてよねぇ〜。
       「不・思・議」だった。
       ボス弁護士は、私をおちょくっているのかと疑った。
       でも、理解した。
       「本・当・に」民法相隣規定の雨水・余水等排水権の規定、知らなかったみたい。

       〜〜〜信じられない〜〜〜

       こんな弁護士に限って、不必要、過剰な、変なブライド持っている。
       〜〜俺は、弁護士だぁ〜〜って。



      「弁護士がなにさ!!」
      「少し、法律、知っているだけじゃんと言われそう。」
      (作者:普通の弁護士)