伝聞・法曹こぼれ話



−法律相談、人生相談−

    ある法律相談の場にて

    相談にきた若い女性
      あの〜〜
      ・・・・・・・
      ・・・・・・・
     という経過なんですが、相手の男性に対し
     慰謝料の請求できますでしょうか?

    担当弁護士
      う〜〜〜ん
      確かに、相手の男性の行為は、問題ですね。
     しかし、・・・ ・・・・というように
     考えると、基本的には、慰謝料の請求は
     難しいと、思いますよ。

    相談女性
      えっ、、、!
        えっ、、、、?
      うえ〜〜〜ん
        うえ〜〜〜ん

    担当弁護士
      (どきっ、、、!!??
           、、、汗、、汗、タラ〜リ、、、、)

    相談女性
      うえ〜〜〜ん
           うえ〜〜〜ん

      そうですよね。請求なんてできないですよね。
      うえ〜〜〜ん
      そうですよね。請求なんてできないですよね。
      その言葉が聞きたくて、今日、ここにきたんです。
      その言葉が聞きたくて、
              今日、ここにきたんです。
      実は、市役所で弁護士さんに相談したら、、、、
       「慰謝料請求できる」って言うもんだから??

      過ぎたことは忘れて
       人生、やり直そうと思っていたのに
        弁護士さんが、
          「慰謝料請求できる」って言うもんだから
      うえ〜〜〜ん

      先生に、会えて、よかったですぅ、、、、

    担当弁護士
       (「ほ、、、」?、、、、
           ビックリさせるなもぅ〜〜、、)


    蛇足

     法律相談のなかには、純粋に法律上の回答を求めてきている場合もあれば、そうでない場合もある。
     相談者が、純粋に法律上の回答を求めているのか、そうでないのか。読み(心)とる必要がある場合がある。

     相談者が、未熟な年齢であった場合
    イ 純粋に法律的な回答を説明するとともに
    ロ 法律上の回答とは別に、どうすることが相談者の人生にとって、ベターなのか、説明することが適切な場合がある。

     未熟な弁護士の場合、上記ロの説明ができないことから上記イの説明のみをして、あたかも法律上の回答どおり行動するのが、最もよい選択であるかのように説明し相談者をして、選択すべきでなかったかも知れない紛争の中に追いやる者がいる。
     法律しか知らない、法の奴隷とも称すべき悪しき助言者、隣人である。

     人生経験が未熟な場合、弁護士は、それを自覚して一歩引く必要がある。
     弁護士という肩書きを持っただけで、自己の未熟さを忘れる愚を犯してはならない。

     このような弁護士に相談した人は、適切な選択を誤る場合があり、愚かな弁護士は、害悪を垂れ流す。

    −中途半端な弁護士−